7月に続き、本日自閉症セミナー第二回目(昨年度から4回目)をいずみの家で実施しました。この研修は外部研修に参加しても、施設に帰ったときに実際どう活かせば良いか分からない等の課題や声を受けて、自閉症協会が施設を訪問し内部の事例を基に研修(いずみの家では事例検討を主に)を行うというものです。今回は前回の事例の検証と、新たに１事例検討し、時間目一杯でした…。認知発達段階に合わせたアプローチが有効なのを再実感したのはもちろん、そういった専門性も然り、何よりグループで同じ事例を共有し、付箋で自由に意見を出し合い、集約し、相対的合意をみなで生み出すプロセスそのものの大切さを身に染みて感じた研修となりました。この場に限らず、実際にこの手法を取り入れ、一人ひとりの考えが反映されるプロセスを大切に、共通認識を持ちながら支援していく重要性を感じました。
最後に…行動問題の先にある豊かな人生をどう創造していくか？私たちの仕事のやりがいと、意義はそこにあるんでしょうね。
